PROJECT
京都圓光寺蔵 円山応挙「雨竹風竹」アーカイブ 屏風作品制作
解説
1776年に描かれた作品。
江戸中期の圓光寺 五代住職・魯山玄璠(1676~1751年)が画才に優れ、圓光寺は当時の文化サロン的な役割を果たしていました。
円山応挙も同寺に出入りしていた画家の一人であり、後に住職が亡くなって二十数年後、ここを訪れた応挙が、若い頃にうけた恩に報いるために、境内で風に揺れる竹林と雨にうたれた竹林を屏風に描いて同寺に納めた作品。
概要
瑞巌山 圓光寺所蔵の重要文化財、円山応挙筆「雨竹風竹図屏風」の2005年現在の状態をアーカイブし、圓光寺の美しい庭園を望む書院への常設展示を可能にする。
工程
01 スキャニング(入力)
国の重要文化財や国宝の複製制作時は必須の事として、原本の保護を最優先に考えなければならない。
この制作では諸々の条件を考慮し、プロのカメラマンによる8×10in
(大判カメラ用のシートフィルム:通称エイトバイテン、略してバイテンとも呼ばれる)にて撮影。
高解像度のドラムスキャナによるスキャニングを実施した。
02 色・質感調整
原本を移動させることはできないため、オペレーター自身が現地で原画を確認。
その後、帰社し、覚えた作品のイメージを頼りに、出力した物とのズレのある箇所を幾度となく調整・出力をしていく。
データをイメージに合わせて調整後、出力する

今後の修正ポイントとなるところを確認して、作業を開始します。
データ調整と実際の出力を繰り返して、仕上げていきます。

あたまを抱えることもあります。

03 色校正
完成したデータを出力し、色校正を行う。
04 校了
校了後、出力し、屏装。
出力にも細心の注意を払っておこないます。

屏装を完了した円山応挙「雨竹風竹」
画像引用元:ASCII.jp(http://ascii.jp/)













